2009年9月16日水曜日

アルミダイカスト工場にて


ウランホトの町は小さい。
その中で一際目立つのは、この町唯一の製鉄所である。やはりこちらには資源が多いらしい。
そして次に大きな企業といえるのが、今回訪問させて頂いた工場である。
社員数はグループ会社も含め1,500人で、ここの社長である宋総経理は地元の名社長であった。レストランに行けば、彼の写真があちらこちらに飾られ、第一汽車の総統とのツーショットもあった。
そんな町の顔ともいえる方とは知らず、簡単にアポイントを取らせて頂き、また丁寧にも対応して頂き本当に有り難かった。
仕事の話としては、そもそも2月に杭州で偶然お会い出来て、彼らの持つ設備と技術について、どうしても必要と感じたからだ。
実際に現場を案内して頂いて、アルミダイカストにおける生産能力の高さを実感する事が出来た。
14台のダイカスト機械を持ち、250t~2000t、そして3400tの機械まである。
その上、来年には更に増産する為、何と4,000tの機械を新設されるとの事。
日本でもなかなかお目にかかれない機械である。彼らはそれで、自動車向け、とりわけトラック向けの部品を多く手掛け、中国の大手自動車メーカーに納めている。
年間何十万個生産するものがほとんどで、改めて中国の需要の大きさを感じた。
こちらとしても見積りして欲しい図面を持参し、当然生産ロットも比べ物にはらないが、快く相談に乗って頂いた。
今後実務面でも良い取引が出来ればと思います。

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