2011年6月15日水曜日

鄭州のスーパーファクトリー②

フォックスコン①

今回ご紹介しますのは、iPhoneやi Padなどの製品を受託製造されていることで有名な“フォックスコン”です。

EMS(ElectronicsManufacturing Service)という略語をよく耳にするようになりましたが、電子機器の受託製造を専門に行うサービス、またはそのようなサービスを提供する企業のことを指すそうです。 製品の設計の段階から請け負う点がOEMとは異なります。

こちらも同じく東開発区内に最近出来て、日新精密から車で約5~6分という近くにあります。広州で約70万人ともいわれた生産工場を持ち、更なる増産に向けてここ内陸部の中心である鄭州にも新たな拠点として昨年建設されました。

鄭州では約20万人の雇用を計画されており、現在14万人の社員寮を建設中です。人数の桁が大きすぎてよく分かりませんが、とにかく規模が違います。

売上げ計画に至っては、鄭州工場だけで5年後には約7兆円を目標にされているとの事。このことからもどれほどの巨大カンパニーかが伺えます。

Iphone

こちらの工場から技術面でのご相談を頂いており、訪問することになりました。

入り口では出入国ゲートさながらに金属探知機をくぐり入場します。

工場内はもちろん撮影出来ませんでしたが、すごい数のプレス機が並んでおり、何百人毎の単位でライン製造されていました。

さて、そんな大人数を抱える工場だけに、一体どの位の生産量を抱えているのか想像しかねていると、やはりさすがに世界のiPhone、生産量は実に月産120万個に上るのとのこと・・・。日本では考えられない単位のロットです。

改めて規模の大きさを痛感させられましたが、今後も良い関係で提携させてもらえたらと思います。

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