2011年10月11日火曜日

カネミツ事業部に新戦力<NC複合旋盤>

米国、ユーロ圏と続き不況の連鎖が起こる中、頼みの綱だった中国経済自体も金融引き締めに端を発して経済成長率が低迷しつつあります。当然ながら潜在的な需要は大きいものの、一度ブレーキを踏んだ余波は必ず影響として出てくると思われます。

世界経済全体がこれからの動向を固唾を呑んで見守る中。日本のものづくりも大きな転換期を迎えています。

円高の影響も大きく、ますます国内空洞化の波はとどまるところを知りません。当社は23年前から中国進出を果たし、中国内陸部である河南省鄭州を拠点に、社内社外に強力なローカルネットワークを持ちながら現地での勝ち組連合を確立しています。

新規立上げのお話も、中国での立上げを含めた総合的な部分で当社の“強み”である設計から金型、各種素材、機械加工、アッセンブリーなどを必要として頂けるようにもなり、それと同時に日本国内での生産強化も必要となりました。

昨年末からもヤマザキマザック製/横型マシニングセンターNEXUS4000=2台(玉柏工場)、今年1月にはカネミツ事業部にNC旋盤(滝澤製作所製/TAC360X700)=1台、3月にはヤマザキマザック製/横型マシニングセンターNEXUS6000=2台(玉柏工場)を導入して来ました。

今回はNC複合旋盤の更なる生産能力増強のため、森精機製作所製/NL2000SMC・500(8インチX2軸)=1台をカネミツ事業部に導入しました。

国内の生産体制も強化しつつ、グループ全体でのレベルを高め続けて参ります。

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