2012年3月28日水曜日

実習生の帰国と新たな仲間

何さん帰国 3月は実習生活を終えて帰国する日新のメンバーがたくさんいます。

まずは月初めに先発で帰国した何 向科さん(右写真)。主にマシニングを中心とした加工のプログラム作成から段取りまでしっかりとこなしてくれました。 

そして月末には楚 占峰さん、王 攀峰さん、張 孟雄さんが帰国(右下写真一番右端が張さんで、左端から楚さん、王さんです)。
彼らもまた機械加工現場においては無くてはならない存在にまで成長してくれました。



楚さん王さん張さん見送り3年間という長い期間を本当に良く頑張ってくれたと思います。
改善が必要なことなど、注意にはしっかりと耳を傾け、即実行。

こういった姿勢は本当に素晴らしいものがありました。

日新に戻ってからの更なる成長と共に、後輩達の指導にも期待をしたいと思います。 

写真中央作業服の2名は彼らの後輩で、まだ日本に残って研修を続ける周さんと朱さんです。
3人を見送る彼らが、目に涙を浮かべて寂しがる姿を見ると、彼らの人間関係がいかに良く出来ているのかが改めてわかります。良い先輩・後輩の間柄なのでしょうね。こちらまで胸が熱くなりました。


劉さん個人写真巣立つ人がいれば、今度は新しく迎える実習生もいます。
この27日から新たに仲間に加わることになった劉 艶さんです。

彼女については昨年11月にこのブログ上でも紹介させてもらったのですが(関連記事→日新の仲間たちと)、品質管理測定を得意とし、3次元測定器も使いこなします。

彼女の日本での研修期間は1年ですが、やる気も能力も十分なのでさらに良い成長をとげてくれると思います。

加油(jiayou)【頑張ろう】劉さん!!

2012年3月17日土曜日

2012年3月 鄭州レポート②

鄭州日新精密(20120317) ということで、昨年11月に来て以来、4ヶ月ぶりに鄭州日新精密機械有限公司に出社です。

鄭総経理をはじめ、日新のみなさんに再会できるのを楽しみにしてやってきました。

土曜日で世間は休日ですが、当社は頂いたご注文をこなすべく出社日となっています。


従来の機械加工のみならず、アルミダイカストの新規立上げも含め24時間3交代体制が続く日新精密機械。忙しくさせて頂けるのは本当に有難いことです。

今度6月から日本に実習生としてくることになっているのが刘さんと田さん(下写真)の2人です。それぞれ機械加工の現場において若手の有望株ですが、日本で2年間の実習生活を過ごすことで更に成長してもらいたいと思います。

2人からも十分な意気込みを感じました。岡山でも一緒に働けるのが楽しみです!


田  恩向(Tian   en  xiang)さんと 刘  君卫(Liu  jun wei)さんと




 

 

 

(刘 君卫 Liu jun weiさん【左側】と、田 恩向 Tian en xiangさん【右側】です)

2012年3月16日金曜日

2012年3月 鄭州レポート①

輝県 新工場ラインいつも中国にいると思われている小生ですが、実は河南省鄭州入りは4ヶ月ぶりになります。

提携先工場をまわってみると、さすが中国と思われるほど景色が変わっていました。

まずは輝県にある銑鉄鋳物を中心とした工場では、数年前からイタリアとの合弁工場も設立しており、こちらにアルミダイカスト造型機をはじめとする新規設備がどんどん増設されていました。

カクさん達とまた新たに5万坪の土地を購入して、鋳物生産量が年間80,000トンにもなる新ラインの導入もはじまっていました。(写真右上)

こちらの工場の社長(右写真の左端)や幹部の方々も以前イノテックに研修生として来られていたことがあり、小生も兄弟のような付き合いをさせて貰っています(パイチュウで乾杯です)。



続いて下の写真は今喗(ジンホイ)さんと呼んでいる工場ですが、輝県さんと同じく銑鉄鋳物を中心とした産業部品製造会社です。

昨年聞いていた通りに、機械工場の新棟及び本社事務所棟の建設中でした。


ジンホイ加工工場①ジンホイ本社事務所①


欧州をはじめ世界的な景気低迷が叫ばれる中ですが、こちらの工場では増産傾向にあり非常に忙しくされていました。中国国内の景気もまだら模様の様相を呈していますが、当社の提携先工場は勝ち組企業であるため、繁忙期にあるのです。

来るたびに感じるのは、工場自体の勢いが増していくのと同時に、各工場のみなさんの気迫も高まっていることです。
こちらもそれに負けないように頑張ろうと毎回刺激を貰っています。

それにしても本当に日本では見られない光景が眼前に広がっています。  

2012年3月2日金曜日

岡崎社長還暦の御祝い

お祝いのケーキ今日3月2日は当社の代表取締役社長 岡崎浩の誕生日でした。

そしてまた60歳還暦のお祝いでもあるのです。

この日のためにひそかに“サプライズ還暦御祝い会”を企画して来ました。

就業後、社員みんなが待つ会場(3階食堂)に、何も知らされていない社長を案内しました。
計画がばれないように、「リーダー会議でひと言お願いしたい」という旨を伝えてのこと。


扉を開くと社員一同が待ち構えており、クラッカーと拍手で社長を迎えました。

ケーキの文字は、社長の名前“浩(HIROSHI)”のROの部分を当社のロゴマークと60歳とかけて、“ろ”と読むつもりでデザインしました!


続いて、還暦祝の花束やプレゼントなどをみんなから贈りました。

寿の贈呈①小生が用意していたものは、中国の有名な書道家に書いて頂いたもので、 これを額装して贈りました。

『寿』の文字の中に、中国の有名な諺や想いが込められているのだそうです。

尊敬して長寿を祝う気持ち“寿星”や“山・宝・王・達磨・多福・多寿”、そして龍年の“臥龍”などなど実に多くのめでたいメッセージが込められているのです。

それにしても大きなものに仕上がりました。 

みんなで御祝い思わぬ出来事に驚かれたらしく、“サプライズ還暦御祝い会”は大成功!

社長に喜んで貰えたようで何よりです!

いくつになっても芯の振れない姿勢は変わらず、まだまだ元気な社長に、これからも健康に気をつけて頑張って頂きたいとみんなからお祝いの言葉を伝えました。

本当におめでとうございました。